桂枝湯による体温双方向調節作用の機構探討—視床下部神経降圧素および副腎皮質刺激ホルモンへの影響

Fu Hangyu ,  

Guo Shuying ,  

Zhou Asxiang ,  

摘要

神経降圧素(NT)と副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)は中枢神経系に存在し、体温低下作用を持つ神経ペプチドである。脳室注射による[D-Tyr"]-NTまたはACTHの投与は、正常なラットの体温を急激に低下させる。NTの体温低下作用は用量依存的であり、周囲の環境温度と関連している。脳室注射の1時間前に桂枝湯を10g生薬/kgで経口投与すると、[D-Tyr"]-NTの体温低下作用を拮抗できるが、ACTHの体温低下効果は拮抗できない。実験結果は、NTが桂枝湯による体温の双方向調節に関与していることを明らかにした。ACTHの作用についてはさらなる研究が必要である。

关键词

桂枝湯; [D-Tyr"]; 神経降圧素; ACTH; 体温調節作用

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