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腸-関節軸に基づく漢方薬による関節リウマチ治療の研究進展
ZHANG Honglin
,
JIANG Haixu
,
WEI Qiuzhu
,
SUN Yuhe
,
ZHAO Zihan
,
LU Qingyi
,
DOI:
10.13422/j.cnki.syfjx.20232139
摘要
関節リウマチ(RA)は局所関節痛を主な臨床症状とする全身性自己免疫疾患であり、中医学の臨床治療において優れた治療対象の一つである。RAの発症は遺伝子などの先天的要因だけでなく、食事や微生物感染などの環境要因とも関連している。腸は人体の重要な消化器官および免疫器官であり、腸内に定着する微生物は腸の物質代謝、バリア保護および免疫調節機能を促進する。RAの発症および治療研究の進展に伴い、腸の構造および機能異常とRAの発症・進行との潜在的関連が次第に明らかになってきている。臨床および実験研究では、RAの関節炎症が障害された腸管バリア機能、免疫細胞の不均衡および腸内細菌叢の乱れとほぼ同時に観察されることが示されている。「腸-関節軸」理論は中医学の全体観念と高度に一致している。近年の漢方薬によるRA治療の薬理研究では、効果的な漢方複方および成分が同時に炎症抑制、関節保護および腸機能維持の作用を発揮することが明らかになった。したがって、本稿では「腸-関節軸」の基本的な内涵と漢方薬が腸内細菌叢の構造を調節し、微生物代謝を改善して腸のバリア保護および免疫調節作用を発揮することでRAを緩和する機序をまとめた。この総説はRAにおける「腸-関節軸」の詳細な研究の参考となる。
关键词
関節リウマチ;漢方薬;腸-関節軸;腸内細菌叢
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