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古典名方当帰四逆湯の歴史的沿革と重要情報の考証
LIU Sihong
,
JIA Siqi
,
TONG Lin
,
REN Li
,
ZHANG Lei
,
YANG Lei
,
KUANG Yanhui
,
WANG Deqin
,
LI Bing
,
ZHANG Huamin
,
DOI:
10.13422/j.cnki.syfjx.20232322
摘要
当帰四逆湯は漢代の張仲景による『傷寒論』に由来し、当帰、桂枝、白芍、細辛、甘草、木通、大棗の7味から構成される、血虚寒厥証の治療に用いられる古典的な処方である。本研究では、当帰四逆湯に関する歴代の中医学古籍の文献記録を体系的に整理し、現代の臨床応用状況と合わせて、その構成、薬物の基原、製剤、用量、煎服法、主治疾患などの重要情報を考証・分析し、古典名方である当帰四逆湯の複方製剤の開発および臨床応用の参考とすることを目的とする。体系的な考証および文献整理を通じて、当帰四逆湯は歴代に同名異方が存在するものの、『傷寒論』に記載された処方構成が後世に大きな影響を及ぼし、多くの医家に継承されていることがわかった。用量については明清時代に一部の薬物の量が減少したが、基本的には原方を踏襲している。製剤方法では、当帰、白芍、通草、甘草に若干の変化が見られるが、基本的な製剤法は遵守されている。効能主治に関しては、当帰四逆湯は血虚寒厥および痢疾の治療のために考案され、明清代には頭痛、痙証、小児振風、縮陰症などに適用範囲が拡大し、現代では糖尿病性末梢神経障害、関節リウマチ、月経痛、レイノー病などに多く用いられている。注意事項として、古代の医家は妊娠中の服用を避けるべきとし、血虚寒凝による四肢厥冷にのみ適応し、それ以外の原因による四肢厥冷には乱用を禁じている。現代文献では重篤な副作用の報告はなく、当帰四逆湯は確かな効果を持ち、今後の研究開発においては安全性の確保を前提に品質管理基準を構築し、複方製剤の開発利用を推進することが推奨される。
关键词
古典名方;当帰四逆湯;文献考証;重要情報;臨床応用
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