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漢方サポニン成分の抗がん作用および機構研究の進展
ZHU Mingtao
,
SUN Yanpin
,
WANG Yimeng
,
BAI Haodong
,
YANG Bingyou
,
WANG Qiuhong
,
KUANG Haixue
,
DOI:
10.13422/j.cnki.syfjx.20240426
摘要
がんは細胞が恒常性の制御から逃れ、異常に増殖・分化することによって引き起こされる最も致命的な疾患の一つであり、本世紀において急速に最も負担の重い疾患の一つとなっている。人類ががんを数十年にわたり研究し、認識を変える中で、がん治療法も急速に発展しているが、依然として有効な治療法や対策は不足しており、特に安全で効果的かつ無毒の薬剤の探索は抗がん分野の長期的目標となっている。漢方薬から抽出・分離されたサポニン成分は、複数の経路を通じてがんを改善し、ほとんど副作用がない。これに基づき、サポニンの抗がん研究はますます活発になっている。研究により、漢方サポニンは主にがん細胞の増殖、転移、血管新生を抑制し、がん細胞のアポトーシスを促進し、腫瘍細胞のオートファジーを誘導し、miRNAの発現および免疫機能を調節する経路で抗腫瘍作用を発揮することが分かっている。漢方サポニンは、分泌型糖タンパク質/β-カテニン(Wnt/β-catenin)、AMP活性化プロテインキナーゼ(AMPK)、核転写因子-κB(NF-κB)、ミトゲン活性化プロテインキナーゼ(MAPK)、ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ(PI3K)/タンパク質キナーゼB(Akt)/哺乳類ラパマイシン標的タンパク質(mTOR)、ヤヌスキナーゼ/シグナル伝達および転写活性化因子3(JAK/STAT3)、低酸素誘導因子-1α(HIF-1α)、トール様受容体(TLR)などの関連シグナル経路を介して、がん細胞の増殖、転移、血管新生、アポトーシス、オートファジーの過程に関与し、がんの進行を妨げる。したがって、本総説の重点は、抗がん特性を持つ漢方サポニンの発見と評価の更新及びその作用機序の解明、関連シグナル経路の進展を含め、漢方サポニンの抗がん機能の理解を深め、中医学による腫瘍の予防治療に新たな視点と方向を提供し、資源の開発と利用をより良く推進することである。
关键词
がん; 漢方サポニン; 作用機構; シグナル経路; 研究進展
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