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参白解毒方が結直腸腺腫患者の便代謝物解析及び腸内細菌分布に与える影響
ZHANG Ye
,
NI Mingxin
,
SHEN Meng
,
TAO Yuquan
,
LI Liu
,
FAN Minmin
,
CHENG Haibo
,
DOI:
10.13422/j.cnki.syfjx.20240922
摘要
目的は、参白解毒方が結直腸腺腫患者の便代謝物解析および腸内細菌多様性分布に及ぼす影響を観察し、その潜在的な作用ターゲットを探ることである。方法として、結直腸腺腫患者21例を対象に参白解毒方を4週間連続服用させ、患者の臨床症状の改善を観察した。同時に、治療前後の便サンプルを収集し、LC-MSを用いた非ターゲット代謝物解析およびメタゲノミクス技術を用いて、参白解毒方の作用しうる代謝経路および患者の腸内細菌分布への影響を探った。結果、服薬後中国伝統医学の証候点数が有意に減少した(P<0.01)。非ターゲット代謝解析では、服薬前後で代謝物の分布がそれぞれクラスタリング状態を示し、計106種類の差次的代謝物が選別された(P<0.05)。KEGG富化解析では、アルギニン-プロリン代謝経路、フェロプトーシス、グリシン、セリン及びスレオニン代謝などの経路が有意に富化された(P<0.05)。中でもL-4-ヒドロキシグルタルアルデヒド、グルタチオン、イソプレニルピロリン酸、クレアチニン、4-アセチルアミノ-2-アミノ酪酸、グアニジノ酢酸などの差次的代謝物が上記代謝経路に関与した。これらの代謝物と差次的な腸内細菌群の関連解析により、参白解毒方はLachnoclostridium、Eggerthella、Dialister等の腸内細菌群を調節し、結直腸腺腫患者のアミノ酸代謝およびフェロプトーシス代謝経路に介入できることが示された(P<0.05)。結論として、参白解毒方は結直腸腺腫患者の有益菌の豊富度を高め、有害菌の豊富度を低下させ、アミノ酸およびフェロプトーシス代謝経路を調節することにより臨床症状の改善をもたらす可能性がある。本研究は、参白解毒方による結直腸腺腫の再発及び癌化介入に関する研究の方向性を提供する可能性がある。
关键词
結直腸腺腫;参白解毒方;代謝物解析;腸内細菌;メタゲノミクス
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