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中西医病証特徴に基づく下痢型過敏性腸症候群動物モデルの臨床適合度分析
JIANG Fengru
,
HE Youcheng
,
WU Yue
,
PAN Keyi
,
ZHOU Chunyu
,
CAI Shuyu
,
YUAN Jianye
,
DOI:
10.13422/j.cnki.syfjx.20241097
摘要
下痢型過敏性腸症候群(IBS-D)は臨床でよく見られる機能性腸疾患の一つであり、その発症機序は複雑で完全には解明されておらず、現代医学には安定的かつ効果的な治療法が不足している。中西医の病証の特徴に適合するIBS-D動物モデルの構築は、その発症機序の解明と治療法の改善に役立つ。臨床適合度は、中西医の最新の診断基準に基づき、動物モデルが病証模倣効果をどの程度示しているかを評価する指標である。本稿はIBS-D動物モデルに関する文献を分析・総括し、使用動物は主にラットであり、単因子誘導、二因子誘導、多因子複合誘導の方法が多く用いられていることを明らかにした。現れる疾患特徴は主に内臓痛覚過敏や胃腸運動異常に関連する症状及び徴候である。単因子誘導IBS-Dラットモデルは西洋医学の臨床適合度が非常に高いが、中医学の臨床適合度は不足している。二因子誘導及び多因子誘導モデルは西洋医学の臨床適合度はほとんどが高いが、適合度の水準はまちまちである。さらにIBS-D中医学証候モデルの構築は肝鬱脾虚証を主とし、脾腎陽虚、脾胃湿熱、脾虚湿盛、寒熱錯雑証候モデルはやや不足している。従って今後は既存モデルの更なる完成または新たなIBS-D動物モデルの開発が必要であり、本疾患の中西医病証機構の探求及び治療手段の開発により適したツールを提供することが求められる。
关键词
下痢型過敏性腸症候群;動物モデル;中西医病証特徴;臨床適合度
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