古典名方枳実芍薬散の古代文献分析と考証

LI Chenyu ,  

OUYANG Cong ,  

ZENG Rou ,  

LIU Ziyan ,  

ZHANG Ye ,  

LIN Jie ,  

摘要

枳実芍薬散は、2023年に国家中医薬管理局が発表した「古代古典名方目録(第二弾)」の第34番目の処方であり、臨床で広く用いられ、有効性が確実ですが、現時点ではその古代文献に関する考証研究が不足しており、対応する中成薬の製剤も存在しません。関連する中医学の古籍を調査・整理し、枳実芍薬散の由来、薬物組成、度量衡、服用方法、効能主治などを分析・考証した結果、枳実芍薬散は東漢時代の張仲景の『金匱要略』に由来し、歴代文献では主に「枳実芍薬散」という名称で記載されています。この処方は枳実と白芍の2種の薬物で構成され、調製方法は枳実を炒炭し、白芍は生薬として使用します。古籍には同量の枳実と芍薬を用い、1回に方寸匕の量を服用し、1日3回服用すると記されています。現代の用量に換算すると1.5g/回(枳実0.75g/回、白芍0.75g/回)で、薬は粉末状にして大麦粥で服用し、1日3回投与します。効能は気と血を破り、煩悶や疼痛を除き、産後腹痛、急性骨盤炎、急性胆嚢炎、腸疾患、脳卒中後遺症などを主に治療します。本研究は、枳実芍薬散を記載した古代文献を整理・分析することで、本方の重要な情報を明確にし、その製剤開発の基礎を提供しました。

关键词

古典名方;枳実芍薬散;金匱要略;文献分析と考証;薬物基原

阅读全文