胆黄連の炮製歴史沿革及び現代研究進展

DONG Zhaowei ,  

YANG Jing ,  

HUANG Qinwan ,  

WANG Jin ,  

摘要

胆黄連は、黄連の「相資為制」「寒者益寒」という独特の製剤であり、豚胆汁を用いて黄連の苦寒の性質を強化したものである。『聖済総録』に最初に記載され、肝胆実火の大瀉効果がある。胆黄連中の生物アルカロイド成分であるベルベリン、コープチシン、パルマチンなどの溶出が増加し、さらに豚胆汁中のタウリン型、グリシン型などの豚胆酸成分が加わり、解熱作用、糖脂代謝異常の調整、腸管吸収などの活性が強化される。『上海市中薬飲片炮製規範』及び『甘粛省中薬炮製規範』にて胆黄連の伝統的な炮製工芸及び品質基準が規定されているが、具体的な工芸パラメーターや基準内容は未整備であり、炮製製品の製造及び臨床応用に大きな影響を与えている。ここ20年間の胆黄連の炮製歴史、工芸選定、品質評価、物質基盤及び薬効薬性変化に関する研究を整理総括したところ、豚胆汁の前処理方法、使用量及び炮製温度が胆黄連の品質に影響を及ぼす重要因子であり、現状の品質基準は特異性のある評価指標に欠けていることが分かった。さらに、炮製後の黄連の「寒性」及び薬効の志向性増強は、生物アルカロイド群の変化だけでなく、胆汁酸の相乗効果に依存している。本総説は胆黄連の品質評価体系を充実させるための参考となる。

关键词

胆黄連;炮製歴史;相乗効果;品質評価;物質基盤;薬効薬性

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