上一篇
|
下一篇
芪術健胃顆粒による胃上皮内腫瘍変性の悪性進行阻止の機序
YU Yuling
,
WANG Yanmin
,
WANG Siqi
,
SUN Yateng
,
WANG Yunhe
,
YAN Yonghuang
,
YANG Xinyu
,
HAN Siqi
,
SONG Yuhong
,
WANG Yuhan
,
ZHANG Cai
,
SU Zeqi
,
DOI:
10.13422/j.cnki.syfjx.20251841
摘要
目的は芪術健胃顆粒が胃上皮内腫瘍変性(GIN)ラットの胃粘膜細胞の異常増殖および悪性転化に与える影響と関連する作用機序を探ることである。方法としてSPF級Wistar雄ラット80匹を選び、「
N
-メチル-
N
′-ニトロ-
N
-ニトロソグアニジン(MNNG)+ラニチジン+飢餓・飽食障害+サリチル酸ナトリウム」の四要因複合モデル法でGINラットモデルを構築した。正常群を除き、モデル成功後、体重によりモデル群、モロダン群(0.55 g·kg
-1
)、芪術健胃顆粒群(7.34 g·kg
-1
)に12匹ずつランダム分けし、各群8週間介入した。各群ラットの表徴および胃粘膜組織形態変化を観察した。ヘマトキシリン-エオジン(HE)染色で胃粘膜組織の病理学的変化を観察した。酵素免疫測定法(ELISA)で血清中胃ペプシノーゲンⅠ(PGⅠ)、胃ペプシノーゲンⅡ(PGⅡ)、ガストリン(G-17)、および胃粘膜組織のトランスフォーミング増殖因子-
β
1
(TGF-
β
1
)の発現レベルを測定し、PGⅠ/PGⅡを計算した。免疫組織化学法(IHC)で胃粘膜組織における増殖細胞核抗原(Ki-67)およびビメンチン(Vimentin)の局在および発現レベルを検出した。ウエスタンブロット法(Western blot)で胃粘膜組織のWntファミリー3A(Wnt3a)、β-カテニン、サイクリンD1(CyclinD1)、がん遺伝子(C-myc)、TGFβⅠ型受容体(TGFβRI)、細胞内シグナル伝達分子2,3(Smad2/3)、リン酸化(p)Smad2/3、ねじれ転写因子(Twist1)、Vimentinタンパク発現レベルを測定した。正常群と比較して、モデル群では目つきが暗くなり、耳たぶが淡白で、舌が暗赤色、尾が光沢を失うなどの表徴変化が認められ、胃粘膜組織は蒼白で充血やびらんが表面に見られた。胃粘膜腺組織は配列が乱れ、核質比が増加し、局所的に腫瘍細胞が認められた。血清中PGⅠ、PGⅡの発現レベルおよびPGⅠ/PGⅡは有意に低下し(
P
<0.01)、G-17は有意に上昇した(
P
<0.01)。胃粘膜組織のKi-67、Wnt3a、β-カテニン、CyclinD1、C-myc、TGF-β1、TGFβRI、Smad2/3、Twist1、Vimentinタンパク発現レベルは有意に増加し(
P
<0.05、
P
<0.01)、p-Smad2/3はSmad2/3に比べて有意に減少した(
P
<0.05)。モデル群と比較して、モロダン群および芪術健胃顆粒群のラットは表徴および胃粘膜状態が改善され、HE染色の結果、芪術健胃顆粒はGINの悪性進行を効果的に阻止し、血清中PGⅠ、PGⅡの発現レベル及びPGⅠ/PGⅡは有意に増加し(
P
<0.05、
P
<0.01)、G-17は有意に減少した(
P
<0.01)。胃粘膜組織のKi-67、Wnt3a、β-カテニン、CyclinD1、C-myc、TGF-β1、TGFβRI、Smad2/3、Twist1、Vimentinタンパク発現レベルは有意に減少した(
P
<0.05、
P
<0.01)。結論として、芪術健胃顆粒はGINラットに対して治療効果があり、その機序はWnt/β-カテニン信号経路を抑制し細胞周期を調節し異常な細胞増殖を抑制するとともに、TGF-β1/Smad/Twist1信号経路を抑制して細胞の上皮間質転換を抑え、胃上皮内腫瘍変性の悪性進行を阻止する可能性がある。
关键词
芪術健胃顆粒;胃上皮内腫瘍変性;細胞増殖;上皮間質転換;漢方複方
阅读全文